2009-11

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私にとって空気みたいなもの

アートとか、芸術とか、絵とか創作とかイマジネーションとか
それについてふと無言になって黙々と考えることと、
それは、マジョリティにとって、ちょっとお高い遊びのような
胡散臭いような、勇気がいるような、恥ずかしいことであって、
私にとっては空気のようなものです。

つねに肺に入れていないと落ち着かないどころか生きていけません。

だから、私は息を吸うかのように、
重いテーマさえ筆の上に乗ってしまえば軽いものにもなりますし、
マジョリティから見て一瞬にしてマイノリティにもなることができます。

これって結構すごいことに思えるけれど、
案外ヒトは、息を吸うことを生まれた瞬間に覚えることのように、
すっと体に受け入れることができるものだと私は信じている。

だから距離を置かないで、もっとこっちの世界に近寄ってほしい、
そう思った日曜日。デザインフェスタの帰り道。

思考回路は曲線を描く

授業のノートを綺麗にパソコンで取る人がいる。
あれは、ただ板書をうつしているだけなのか、それとも、メモも含めて全部書き取っているのだろうか、
後者がいたとしたら、私は本当に尊敬する。

この前、研究会でゲストを呼んで、お話をしてもらった。
そこでパソコンを使って物をメモすれば、きっとあとが楽だろう、
そう思ってその前の授業にパソコンを借りてメモをとっていた。

けれどもだんだん疲れてきた。なぜだろう。
明らかに手で書くよりは早くて、とても綺麗な見やすい字で、
それなのになぜだかだんだん疲れてくる。
縦にずっと改行して、改行して、改行して、文章というか知識情報メモメモメモを羅列していくわけじゃないですか。
でもふと、前に戻ってメモしたい、とか
この文字をテンション高く書きたいとか、
ちょっとメモ程度でいいや、振り仮名つけとこ、これちょっとあとで調べておこう、とか
そういった「記述する」以外のノート作りがパソコンじゃ難しい。

結局、手に取ったのはボールペンと赤ペンと、裏紙(いっぱい)だった。



なぜ縦横に収まらなきゃいけないんだろう?
改行がつぎの思考の始まりだとは思わない。
思考がピクセル数で進むわけが無い。


そう考えると、デジタル化の波は本当にいいことなのかなと、少し疑ってみる日々が始まるのです。

ping

アンテナをはる、

私はあまりすっと飲み込めなかった。何度も何度も繰り返し言われていることなのに、なんでこんなに、噛み切れないものを飲み込むような感覚に襲われるのか、
とりあえず、アンンテナヲハル と聞こえていた。

帰りの電車では、なんだかつかれて何もする気にならなくて、
とりあえず携帯で2chを見た。
ちょっと気になるスレがあった。スレ住人の一人が面白いこと書いていた。
あまりにも面白いので、「www」って書こうと思ったら、ボタンを押した瞬間に圏外の表示。

あわててアンテナをたてた。
そこでなんだか変な気持ちになった。
そして、ふと、思いついた。

アンテナは、受信するだけのものじゃぁない。



家に帰ったらブログをつくろうと、そこで思った。

I am ai.

自動ドアに阻まれたのは、きっと下を向いていたから。


センサーの下で、小刻みに左右にうろうろして、ようやく自動ドアは開いた。
午後2時近くなっていた。多くの学生は大教室で授業と睡眠にいそしんでいるころだ。

案の定、私が足を踏み入れた場所も職員以外に人は少なかった。
時間ぎりぎりだったからだろうか、すでに中年女性の人が「〜〜さん?」と私の名前を読んで、ピンクの紙を渡してきた。
名前や学部、連絡先と、
なぜか高校と大学の課外活動について記述する欄があった。すこし背中が汗ばんでいたので、涼む気持ちで欄を埋めた。

そういえば自分は新聞委員会だったんだって、そこで思い出した。


記入し終わると私のキャリア相談ははじまった。
相談員はとても上品な中年女性の方だった。

特に質問は用意してなかった。用意できなかった。でもなぜ相談室に来たのか?
とりあえず不安だった。
一年後、私は社会に放り出されていくのに、私はまだまだ能動態でいたいと思い続けてるぐらいの
まだまだモラトリアム真っ盛りな人間なのです。

とりあえず不安だってことを聞いてもらった。
さすがに相談員の人が困り始めたので、具体的になにかいえないか探った。

「私の今の将来像が、4年で卒論を書いて、長年抱えてた関心ごとに決着をつけるところでとまってるんです」

こんな感じだった。

いま思えばなんてわがままで利己的な考え方なんだろう、
追い求めようとしてない、ここでいいやという考え方、
さすがに相談員さんがあきれるのもしょうがないなと思った。

「アンテナを張りなさい」

この言葉だけもらって、結局私は部屋をあとにした。
やっぱり自動ドアは一発では開かなかった。

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Author:ai
好きなことを好きなように調べて一喜一憂してはお口直しに絵を描く

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